第10回日本心臓弁膜症学会[The 10th Annual Meeting of the Japanese Society for Heart Valve Disease]

会長挨拶

外科系会長

外科系会長 荒井 裕国

東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科
心臓血管外科学 教授

内科系会長

内科系会長 瀬尾 由広

名古屋市立大学大学院医学研究科
循環器内科学 准教授

このたび、第10回日本弁膜症学会を、”弁膜症治療のNew Wave”というテーマのもとに、2019年11月29日(金)~30日(土)に、東京の浜松町コンベンションホールにて開催することとなりました。

従来は外科手術でしか治せなかったStructural Valve Diseaseに対して、近年、様々な新しい治療法が、続々と臨床現場に導入されています。大動脈弁ではTAVRの適応が拡大しつつあり、人工弁もスーチャレス弁が導入されました。僧帽弁では、COAPT 試験で有効性が示されたMitraClipがFunctional MRでの適応を広げています。このように治療の選択肢が広がる一方で、個々の患者にとって一体何が適切な治療法なのか、内科医も外科医もともに益々深い理解と知識の習得が求められます。

今回の学会テーマは、“弁膜症治療のNew wave”と題しました。ポスターは、新しいデバイスを携えた内科医と外科医が弁膜症治療の荒波に揉まれている様を、葛飾北斎の富岳百景をモチーフにして表現しています。

会場は、羽田空港ならびに新幹線からのアクセスも良い東京・浜松町駅前の新しいコンベンションホールです。医師・コメディカルを問わず、多数の皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。